中世西洋音楽

6世紀頃から15世紀の音楽で、時代的・地域的・音楽の目的や形式的に広範な区分。

単旋律の音楽としては、グレゴリオ聖歌をはじめとするキリスト教の聖歌や、トルバドゥールやトルヴェールに代表される世俗音楽がある。スペインのカンティガは、アラブ世界との関連があり素朴な美しさを持つ音楽である。
多声音楽は、9世紀にスイスで始まったと言われ、12世紀以降、ゴシック期のフランスを中心に発展する。サンマルシャル楽派、続いてノートルダム楽派を含むアルス・アンティクア(13世紀フランスの多声音楽)、アルス・ノーヴァ(14世紀フランス音楽)、トレチェント音楽(14世紀イタリア音楽)、アルス・スブティリオル(14世紀フランスの歌曲様式)などの様式が用いられた。