ハンス・ザックス

ハンス・ザックス(Hans Sachs、1494年11月5日 - 1576年1月19日)は、ドイツのマイスタージンガー・劇作家。

1494年、ニュルンベルクに生まれる。靴屋を営みながら歌を研究、戯曲も書いている。1511年より遍歴職人としてドイツ各地を渡り歩いた。まずは現在のドイツ南部、オーストリアの辺りへと向かい、レーゲンスブルク、パッサウ、ブルクハウゼン、ザルツブルク、ミュンヘンなどに立ち寄った。その後、進路をライン川沿いに移し、フランクフルト・アム・マイン、コブレンツ、ケルン、アーヘンなどを訪れた。各地の遍歴を終えた頃、ドイツではマルティン・ルターにより宗教改革が始められており、ザックスはこれに賛意を示した。著作の一つである『Die Wittenbergisch Nachtigall』(1523)は、こうした彼の立場を示すものであった。